ShadeFix!
まいど、まなSUNです。
結論、電柱の影は気にするな!
うちのSMA5.5kWパワコン採用した発電所【お嬢】ですが、やっと。まともに監視装置のデータが取れ出しました。
ぼちぼちですが興味深い内容もありますのでこの辺で皆さんにお見せしようと思います。
すでにご存知の方もまだ知らないよって方にも、まずは電柱の位置とパネルの位置関係について説明します。
レイアウトは図の通りです。南西に電柱があります。午前中は問題なさそうです。
午後からは一部のパネルに影が掛かります。日没にかけてその範囲は広がり日没までずっと続きます。
この位置関係からはそんな想像ができます。
現地で見て来ても実際その通りで、自分の発電所を連系させるために立てた電柱とは言えパネルに影を落としているのを見ると心理的には残念な気持ちになります。
ではお待たせしました。終日晴れた日のデータが取れましたので見ていきましょう。
各パワコンにつながってるパネルの容量は全く同じです。分析には好都合です。
この日の総発電量は379kWhでした。
予想通り13時を過ぎたあたりからガチャガチャしながら下がっているグラフがあります。
ShadeFixが電柱の影と戦っているのでしょうw
次第に時間が進むと電柱の影は北から北東へ影を伸ばしながら移動していきます。
なので影響を受ける部分が増えてきて五月雨式に出力低下が始まります。と言っても夕方に向かってますので全てのパワコンが徐々に元気を失うのです。
この時点で電柱の影は気にするほどでも無いなと感覚的に分かりますが、そのビジュアル感覚が間違っていないか次は数値で見ましょう。
全く影の影響を受けてないパワコンが06番、08番あたりです。発電量はだいたい43.7kWh
いちばん影の影響を受けてるパワコンが03番、04番あたりです。発電量はだいたい40.4kWh
もし、9台全部が43.7KWh出したとしたらその日は393kWh。こんなことは影が無い発電所でもあり得ないんですけどw
393kWh-379kWh=14kWh
電柱に奪われたのは最大でも14kWh程度ということになります。
めっちゃ天気のいい日で、冬の短い日照時間でこの差なので全然気になりません。
そもそも午後からくもりや雨など条件の悪い日なんかは他のパワコンと発電量の差が出ません。
ShadeFixの効き目かどうかは比較対象がないので良く分かりませんが(;^ω^)
ということで電柱の影は気にするな!
経験上、建物の影や森や林なんかの影、山あいの谷間とかで日が短い。そんな案件の方が気を付けるべきです。
あと、晴れの多い少ないは場所によってかなり違うので、晴れなきゃ始まらないので注意しましょう。
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