レッツ! インベスト!
まいど、 まなSUNです。
岸田首相が「資産所得倍増プラン」を表明しました。
皆さん、どう感じます?
わたしは、「資産所得倍増プラン」よりも未だ資産保有できていない人が資産形成できる環境が必要だと感じました。
なぜなら今の日本で資産保有している人の多くは資産を増やす必要性がないからです。
資料リンク
https://www.cao.go.jp/zei-cho/shimon/27zen28kai7.pdf
少し古い統計ですが日本の個人金融資産の半分以上は高齢者が保有していることがわかります。
それは日本の個人金融資産が約2,000兆円に達した今も変わりません。
ほとんどが人生逃げ切りプランの確定した人のマネーです。
今さら、わざわざリスクを負ってまで投資に回すでしょうか?
わたしはこの「資産所得倍増プラン」では1,000兆円以上の死んだマネーを市場に引っぱり出すのはムリだと思います。
それよりも問題は、今の現役世代が未だに資産保有できていないことではないでしょうか?
それは左のグラフを見ると明らかです。
今の高齢者はかつて30代だった頃から現在の30代より資産を保有していた事が分かります。
その世代が資産を増やしながら現在の高齢者になっていきました。
高齢者にはじゅうぶん資産形成する機会があったことを示しています。
一方で
今、収入が上がらずに貯金すら出来ない現役世代がここにいます。
政府には高齢者の資産所得を倍増するより他にやるべき事があると、わたしは思います。
それは未だ資産保有できていない人たちに資産形成をはじめる機会を与えることです。
そのためには当事者の収入アップも必要ですが、税や社会保険料の免除なども有効ではないでしょうか?
高齢者たちが保有する1,000兆円以上の死んだマネー。
それを半ば強制的に市場に引っぱり出せば可能です。
岸田首相は「資産所得倍増プラン」で高齢者たちが保有する1,000兆円以上の死んだマネーを動かそうと考えていますが、わたしはそれはムリだと感じています。
理由はさきほど言った通り、高齢者たちは人生逃げ切りプランが確定しているからです。
わざわざリスクを負ってまで投資する必要がない。
「インベスト・イン・キシダ(岸田に投資を)」と呼びかけるのであれば、これから資産形成が必要な人たちに、投資へお金を回せる環境を整えるべきです。
わたしは、「資産所得倍増プラン」よりも未だ資産保有できていない人が資産形成できる環境が必要だと思います。
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信じるか信じないかはアナタ次第!
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