倍額!
まいど、まなSUNです。
今回は『中古の太陽光発電所が倍額で取引』の報道を見て自分の発電所が購入時の倍額で売れると思うのは考えが浅いですよ!
という小学生レベルの国語と算数の話になります。
先日こんな記事を見ました。
これを見て自分の発電所も購入時の倍額で売れるかも!? って思ったアナタは脳ミソお花畑なので注意しましょう。
言葉を良く見て下さい。
新設拠点の倍額
です。
だからウマい話でも何でもありません。
当たり前の事をさも異常に価格が高騰してるかのように見せて記事を読ませようとする
日経新聞の釣り記事です。
はい、ここまでが小学生レベルの国語の部分。
次は算数を使って説明します。
簡単に計算するために年間発電量100,000kWhの発電所ということにしましょう。
消費税も無視します。
パネル容量でいうとだいたい100kW前後の発電所です。
【中古の太陽光発電所】
FIT40円
FIT残存期間11年
これから稼いでくれる金額は
40円×100,000kWh×11年=44,000,000
4,400百万円です。
はい次に
【新設の太陽光発電所】
FIT14円
FIT残存期間20年
これから稼いでくれる金額は
14円×100,000kWh×20年=28,000,000
2,800百万円です。
もうお分かりですよね?
この規模で新設の発電所が今一体いくらで売られているか?
1,400百万? だったら好条件ですね。利回り10%です。
今だともう少し条件が悪い1,500百万とかするでしょう。
とりあえずこのまま話を続けます。
FIT40円の中古の発電所が3,000万円で取引されました。
⇒これを買った人は11年で1,400万円の儲けが出せます。
(4,400-3,000=1,400)
FIT14円の新設の発電所が1,400万円で取引されました。
⇒これを買った人は20年で1,400万円の儲けが出せます。
(2,800-1,400=1,400)
どちらも儲けは1,400万円です。
むしろFIT40円の方が11年で稼ぎ切れるからお得です。
中古の太陽光発電所が新設の発電所の倍額で取引されても何んら不思議はありません。
良いですか? あの記事はこんな当たり前の事をさも異常に価格が高騰してるかのように見せて記事を読ませようとする
日経新聞の釣り記事ですw
『中古の太陽光発電所が倍額で取引』の報道を見て自分の発電所が購入時の倍額で売れると思うのは
脳ミソお花畑なので注意しましょう。
信じるか信じないかはアナタ次第!
レッツ!インベスト!