インボイス!
まいど、まなSUNです。
今回は読者の方から質問を頂いたので一緒に考えていきたいと思います。
当方2021年から太陽光発電始める予定で現在2基の工事中です。
いつも勉強させてもらっております。2023年からのインボイス制度導入について、免税事業者になると売電収入が税抜きになってしまう予感がしてます。収入10%減はシャレになりません。
何か救済措置があるといいのですが、対策等なにか想定されておりますか?
ということで『五六左衛門』さん質問ありがとうございます。
まずは二基の工事中ということでおめでとうございます! 連系が楽しみですね!
そして気になされているのがインボイス制度ということですが
ひとつだけ謝らせてください。というか責任逃れの自己防衛です。w まず私は税理士ではありません。
なので知識も乏しいですし、そもそも人様に税のアドバイスをできる立場ではありません。 間違ったことを言うかも知れません。
だから私個人の意見として、あぁ、そんな考えの人間も居るんだな。。。 程度に受け止めて頂けると幸いです。
私は太陽光発電投資におけるインボイス制度の影響については無い。もしくはあっても軽い問題だと捉えています。
では、このインボイス制度。太陽光発電投資をやっている、もしくはやろうとしている方で知らない方は居ないと思いますがw
どんな制度か超簡単に言いますと今まで消費税を益税としてポッポナイナイしてきた人たちも課税事業者になって納税していきましょう。
さもなくばアナタはお客様から次第に敬遠されてやがて仕事を貰えなくなるでしょう。
のような制度です。つまり太陽光発電投資ってレベルの我々は年間売上1,000万円もいきません。弱小事業者で免税事業者であることが多いです。
なので売上シミュレーションも消費税込みで計算することが多いです。ポッポナイナイできたわけです。
ところが今後は課税事業者になって消費税を納めなければならない、となれば質問者さんのように『収入10%減はシャレになりません』となるわけです。
前置きはこの辺にしておいてインボイス制度の詳細は専門ページに丸投げで
インボイス制度の概要|国税庁
では回答していきます。
まず、『免税事業者になると売電収入が税抜きになってしまう予感がしてます』
これは何か勘違いされてるようです。
免税事業者だからと言って売電価格が消費税抜きになる事はありません
消費税は消費者(電力会社)が我々に払うものです。我々は電力会社から消費税を一旦預かると言った方が税務的には正しいのかも知れません。
免税事業者(我々)はこれをそのままポッポナイナイです。
先にも言いましたが課税事業者になってその預かった消費税を今後は納めていく必要がでてくる。そういう可能性はあります。それが今回のインボイス制度の問題です。
『対策等なにか想定されておりますか?』
特にしてません(`・ω・´)キリッ
収入が10%減ったところで困らないようにしてるから。
私の場合は厳しめのシミュレーションで最悪を想定して腹を括ってやってます。
頂いたコメントから察するに質問者さまには非常に厳しい意見になりますが私は過去から何度も言ってます。
太陽光発電は入り口勝負です。
売上が一割や二割減ったくらいで行き詰るような計画ではダメだということです。
いくら太陽光発電が安定しているとは言え売上が減る可能性はこのインボイスの消費税以外にもたくさんあります。
業者のシミュレーションが間違っている。自分のシミュレーションが間違っている。近年まれにみる悪天候が続く。電力会社から買取拒否(出力制御)される。電圧上昇抑制が起きる。パワコンがおかしい。などなど。原因がよくわからないなんてことも。
だから契約前なら色々アドバイスできたかも知れませんが工事中とのことで打てる手が限られてきます。
と、不安ばかり煽ると私の好感度が下がりっぱなしなので。え? もともと低い?
すこしポジティブな話を。
このインボイス制度。私は楽観的にこのまま免税事業者でいけるのでは? と思ってます。
電力会社が全ての発電家に適格請求書(インボイス)提出を求めてくるでしょうか? 屋根上の余剰売電で利益が年間20万円ない発電家もたくさんいる中で。
この辺はまだはっきりしませんし正解がないので悩んでも仕方ありません。 答えの出ない悩みに時間を割くのはムダです。 自分で決めれませんし。
大丈夫です! 何とかなるさー! 何とかしましょう! 自分で出来ることに時間を割きましょう!
仮にもしインボイス制度で消費税から逃げれなくなったとして、二基の10%なのでおそらく年間30万~40万円です。
もう工事始まっちゃってるならそれくらい腹くくって仕事や副業で稼ぎましょう!!
シャレになんないならシャレになるようにしたら良いんです。
消費税還付を受ける事は考えてますか? これで当面の安心感につながります。
大丈夫です! 20年間走りきれば発電所二基なら2,000万円手残りのシミュレーションが1,600万になるかも? 程度の問題です。 儲けは儲けです。
いずれにせよ将来に確約なんてありません。我々はその不確定な将来をより良くしたくて可能性にBETしてるわけです。
期待値を追うということです。
太陽光だけに限らずマイナスにならない期待値ならばどんどん追って積み重ねていく。
そういう姿勢でやっていきましょう。
信じるか信じないかはアナタ次第!
レッツ!インベスト!